胃が悪く便秘が酷い状態が続いた結果腸閉塞になってしまった方のお話をします。
この方は、とにかくお腹が苦しい。腸閉塞の手術の直後から腸の癒着が始まっているとお医者さんに言われたそうです。
普段から胃も痛く腸も張って苦しいため、食べたくても後で苦しくなるのがわかっているから我慢をしていたそうです。
自分でも食べ物に気をつけているけれど便秘が続いているとのことでした。
最初にお見えになった時、お腹全体を丁寧に施術しましたが指が中に入らないほどの固さでした。施術の翌日、今までにないほどの量の便が出たそうです。
便秘が酷い方にお願いが2つあります。1つはご自宅で人参とりんごをジューサーで絞って飲んでいただくこと。もう1つはよく噛んで食事をしていただくことです。
この方はとても苦しい思いをされていたのでどちらもすぐに実行してくださいました。すると便が毎日出るようになったそうです。多少、下痢気味だけれどかかりつけ医も出ないよりはずっといいと言ってくれているそうです。私もそう思います。
大事なことは流通していることで後は吸収がうまくいき始めれば下痢も収まってきます。
また、よく噛むようになったら(100回位噛むようになったそうです)あまりにも胃がすっきりしたのでついカップラーメンを食べてしまったそうです。今までは食後に具合が悪くなるのでカップラーメンは怖くて食べられなかったそうです。カップラーメンなんて食べてしまって・・・とおっしゃっていましたが私は食べたいのなら食べてくださいといつも申し上げています。
我慢すると反動で余計に食べてしまいます。しかし、何でも自由に食べてしまっていいのかと思いますよね。心配いりません。具合が良くなってくると不思議と食欲のコントロールができるようになります。
この腸閉塞の方とは別のケースでしたが、有名ドーナツ店のドーナツを一度に20個も食べてしまう人がいました。そう聞くとさぞかし太っていて大きな人かと思うでしょうが小柄で細身な人でした。何かにとり憑かれたように食べてしまったそうです。
その方も健康になるにつれてきちんとした食事ができるようになりました。
あり得ないような不健康なことをしてしまうのは具合が悪い時だけです。
堅苦しく考えないでください。悩むのは私に任せて気楽にしていてください。
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