肩こり②

ここでは、頭を柔らかくしないと良くならないケースのお話です。

人によって、いくら肩を柔らかくしようとしても一向に良くならないことがあります。このような場合は肩周辺の施術は一旦中止して、頭の施術に切り替えます。

脳の中に問題があると肩だけ触っていても良くはならないのです。

脳動脈瘤があったり、脳のあちこちに血栓があったり、脳梗塞を起こしたりしたことがあった方はこのケースです。

肩だけをいくら施術しても良くならなかったのが頭を柔らかくしたら肩凝りがとれるのです。

頭なんか触って何がわかるの?って思いますよね。頭皮は薄っぺらなものですぐ下は頭がい骨だと思われるでしょうが、私の感覚ですと頭皮は薄くありません。薄く感じるのは血行が悪く固くなっているからです。

具合の悪い方の頭を触ると手触りもカチカチで脈も遠くから聞こえてくるかのように弱い感じしかありません。そこを強く圧したりせずに優しく触れたまま中に氣を送ります。すると表面がまるでさざ波が立つような感じがしてジワジワッと柔らかくなってきます。私の指が中にスーッと入っていく感覚があると頭の表面ってこんなにも厚みがあったのかと感じます。

そのようにして頭全体を柔らかくしていきますが、すぐに柔らかくなる箇所となかなか柔らかくならない箇所と分かれます。最後まで固い箇所に問題があるのです。

そこが特定できたら柔らかくなるまで施術します。そうすることで肩こりも良くなり始めます。

頭と肩凝りの関係については脳動脈瘤も併せてご覧ください。

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