胸が苦しい・息苦しい・喘息・肋間神経痛

これらの症状は肋骨の間を柔らかくすることで楽になります。

肺そのものは空気を入れるための単なる袋みたいなものですから肺だけの力で膨らむことはできません。

肺の上側は胸郭が開くことで膨らみます。肺の下側は横隔膜が引き下げてくれて膨らみます。そのようにして中に空気を取り込むことができるのです。

胸が苦しいとか、息苦しいのは胸郭が開かないということなのです。胸郭が開くということは肋骨と肋骨の隙間が広がるということですが、隙間が固くなっていて広がらないので苦しいのです。

特に固くなっているのは鎖骨と第1肋骨、第2肋骨、第3肋骨の間です。

体を横にしている時、胸の上に何か重いものが乗っていたら苦しいですよね。それと同じように胸を上から押さえつけられているのです。

喘息も鎖骨の下がゴリゴリに固くなっています。咳をたくさんするので疲れてしまいます。

鎖骨の下や肋骨の間を柔らかくすると呼吸が楽になります。

肋間神経痛の方も息をするだけで痛いので浅く呼吸せざるを得ないこともあります。この場合もみぞおちから脇腹を通って背骨まで肋骨に沿って固くなっている箇所があります。

そこを柔らかくすれば楽になります。

胸が苦しい方は低血圧の方が多いです。そのような場合は特に体の左側の鎖骨、肋骨を施術すると楽になります。

鎖骨にしても肋骨にしても他の箇所を施術するときより痛みがありますが他よりも敏感なだけで危険ではありません。この痛みも柔らかくなるにつれて馴染んでくるかのように楽になり呼吸もしやすくなります。

生きているということは息をしているということです。心がホッとするというのも浅い呼吸が深くなった時の表現ですよね。

楽に生きられるようなお手伝いができます。ぜひご相談ください。

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